ギリシャCDS支払い無しによるメリット

ギリシャCDSで支払い発生せず(JB PRESS)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34680

>国際スワップデリバティブ協会(ISDA)は1日、ギリシャの債務交換は、CDSの支払いが発生するクレジットイベントに該当しないとの判断を示した。投資家やトレーダーは、この決定が数兆ドル規模のCDS市場全体を損なうのではないかと懸念している

CDSはリスクヘッジ用の商品であり、信用力を測る目安になるものです。
保険に似たものであり、何かあった時は支払いが行われます。

今回はギリシャ国債は(低利とはいえ)交換されるという事で、支払いには該当しないという判断のようです。
もし支払ったとしても小額になりそうだとか。
CDSに投資していた側からすれば、たまったものではないのでしょうが、まぁ、我々個人投資家にはほとんど関係ありません。

ではなぜタイトルのようにメリットと書いたかというと、日本の将来の話に繋がってきます。
知っている人も知らない人もいるでしょうが、今まで幾度となく日本国債は売り崩しにあってきました。
それもそのはず、先進国最大の借金を抱え、自分の事しか考えない政治家がプライマリーバランスを整えようとするはずもないので、いつか破綻するのは目に見えています。
外資もそこにつけ込んで、仕掛ければ簡単に売り崩せると思ってチャレンジしてきました。
しかし、結果は皆さんもご存知のとおりの現状で、びくともしなかった訳です。

日本国債のほとんどが国内で消化されているのと、
国内外に保有する莫大な資産と、貿易黒字に支えられた訳です。

さて、ではその売り崩しですが、手段としては日本国債を売るというのが率直ではありますが、それは金額も大きく現実的ではありません。
そこで金額も少なく仕掛けられるCDSを利用するのが簡単な訳です。

日本国債CDSの金利が上昇すれば、それだけ信用力が無くなった = 日本国債も暴落との図が成り立ちます。
これを利用すれば、実態と乖離した状況も作れますので、投機的な事も可能となります。
実際、債務は空前のものですし、特に今は貿易赤字にもなっているので、金利上昇の理由はいくらでも後付けできます。

しかし、前述のギリシャの実例があると、CDSに手を出し辛くなるはずです。
そういう訳で、私達個人投資家にとっては直接的なメリットはないのですが、日本にとってのメリットと考えられます。

実際は様々な要因が絡み合ってのものとなるので、これだけでどうにかなるものではないですが、わずかながらでも投機的要因は減らせるに越した事はないですし。
こうやって延命が出来ている内に、日本の投資家も成長してパニックを起こさないようになりたいですね。


最近は日本が破綻するしないとかの議論が再燃していますが、結論としては「破綻しません」
(あおっている人達に惑わされないで下さい。)
しかしそれはここ数年のお話です。
このまま行けば、いつかは「破綻する」のは間違いない事ですので、その点は肝に命じておきましょう。

今議論されている単純な消費税増税はお話になりませんが、いつかは増税も必須です。
ただし社会保障費対策を怠っている現状では、生半可な増税では済まなくなる事でしょう。
その時は本当に「日本が破綻」しているのかもしれません。
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テーマ : 日記
ジャンル : 株式・投資・マネー

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