誰が為の増税?

最近、消費税の増税の話が出てきています。
(首相がやる気満々で、国内よりも先に外国諸国へ発表。)
現在の5%を、段階的に10%まで引き上げるそうです。

各メディアでも取り上げられていますが、
次のような論調がよく見受けられます。

「消費税増税の理解には、福祉サービスの充実が不可欠である」

ここでいう福祉サービスとは、年金やらを指している模様。
増税する上に、さらに年金を削減するとは何事か!という話のようです。
確かに、払うからには対価も求めるのが世の常です。

しかし、ちょっと待って下さい。
そもそも今回の増税は、現行の税制では回っていかなくなってしまったから行うのではないでしょうか?
(所得税などの他の税制はとりあえず除いて話をします。)
具体的には、このままでは年金が破綻してしまうので、増税を決めたのではないのでしょうか?

年金削減はダメ、支給年齢引き上げもダメ、となれば増税しか道がないので、それならそうしましょうというのが今回のお話です。
それなのに増税するならもっと厚く手当てしろなどとは、本末転倒のお話です。
さらに言えば、多少増税した所で、焼け石に水であるのは、試算段階から明らかでもあります。
低負担高福祉の現状では、これからの超高齢化社会ではすぐに破綻する事でしょう。
それを回避する為には、増税も行いつつ、支給年齢引き上げ・高所得層の年金削減などの年金改革を速やかに行わなければなりません。

合わせて、年金<生活保護となっている現状にもメスを入れるべきです。
(利息付返還条項など、貧困ビジネスへの厳罰による対処も必要です。)


実は、自公政権時代にも年金改革は行われていますが、お手盛りな内容でした。
中でも、デフレ時のスライドがほぼ見送られる内容であり、この6年間で15兆円も過剰支給している状態となっています。
(ちなみに今回の震災の復興費用は20兆円と言われています。)
つまり、年金は削減されるのが当たり前なのが現状なのです。

それなのに文句を叫んでいる人達は、一体何のつもりでしょうか?
これは給料も増えるどころか減っているぐらいの若年層に負担を押し付けて、自分達さえ良ければという、逃げ切り世代のモラルハザードに他なりません。
タチが悪いのが、当の本人達は悪い事と思わず当然の権利だと思っている事でしょう。
先に書いたとおり、今回はメディアも大衆迎合的な記事で、適切な分析がされていないのも問題です。
民衆はなんだかんだ言いつつも、メディアに流されるのが現状ですから。

最近、既得権を手放さない電力会社などの層が叩かれていますが、実は民衆も似たようなものです。
この後に及んで抵抗を続けている、ギリシャ国民はダメだと思われていますが、蓋を開ければ日本国民も同程度だった事になりかねないでしょう。
10数年後に日本でも同じ光景を見る事にならなければ良いのですが。



※ 当記事は、あくまで年金制度に対する問題点に焦点を当てている為、増税賛成に見えますが、現在の公務のムダ遣いを同時に削減するという前提条件でのお話となります。
 もちろんバイアスは多少なりともかかっています。
  あと、私は昔から自公民全て不支持です。
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原発推進? 脱原発?

原発がらみの話題が毎日続いています。
皆さんは原発についてどう考えていますか?

私は今回の事故に関わらず、昔から反対派です。
当初こそ洗脳じみた宣伝により、資源の無い日本には原発が必要だと考えていたのですが、色々と調べていくうちに不要との結論に達しました。

コスト面で優位で、電気代が安いとの話ですが、これは表面上の話です。
用地買収コスト、交付金、廃棄燃料処理費用etcetc
と、実際は目に見えない費用が凄まじくかかっており、電気代外では我々の税金で賄われています。
さらに廃炉にした時も長期間に渡り費用が発生するはずです。
まぁ、これは今回の事故で明るみにでましたので、皆さんもご承知のとおりです。

以上を考えると、全然コストが安くないのがわかります。

それでもまだ原発を推進したい電力会社は、原発を止めると電力供給が滞るというのを大義名分としていますが、これは自然エネルギー開発や、電力自由化を事実上阻止してまで、原発比率を高めていたので当然です。
自分達でその体質を作り上げていた訳ですので、本来ならば大義名分どころか、恥とすべきでしょう。

政治的な問題もあってこれまでは変わりませんでしたが、震災を機に世の潮流がきました。
ここで溜まった膿を全部出して変わってもらいたいものです。
地震や周辺国などの地政学的リスクの軽減にもなりますしね。

また、皆さんも「発電」にばかり目が言っていると思いますが、実は発電のみならず「蓄電」「送電」にも目を向けるべきです。
「蓄電」する事により、ソーラー発電の弱点である夜間をカバーできますし、安定供給にもつながります。
これから徐々に蓄電池の普及が進んでいくかと思います。

「送電」ですが、送電ロスが1%でも改善できれば、効果は全国に及びますので凄まじい効果を発揮します。
ただ技術的に難しいのか、企業が保守的なのかわかりませんが、他分野程の技術革新はないように見受けられます。
これからに期待です。

投資の話と結びつけると色々な企業が浮かびますが、(4188)三菱ケミカルHDが、世界で唯一の電池素材4品目全てを手がける企業であり、先日も塗る太陽電池の実用化の発表で興味を引きます。
化学メーカーとして本気で世界トップ3を狙っているので、注目しておくと面白いかもしれません。
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近年の『割り箸』事情

他地域ではどうか分かりませんが、名古屋では「COP10」もあって、環境関係への関心が高まっています。
(と言ってもちょっとだけなのですが^^;)

さて、タイトルにある『割り箸』なのですが、木材を使い捨てにしています。
こういうと「割り箸は間伐材を使ってるから環境問題にはならない」という事を言われます。

Exactly! ええ、そのとおりでございます。
ただし、国内産に限っての話ですが。
確かに国内産は多くの人が認識しているように間伐材を利用していますので、環境破壊どころか環境に貢献しています。
(間伐は森林保全にとても重要な役割を果たしますので。)
しかし輸入品はそうではありません。
割り箸用の木材を大量伐採して、その全てを割り箸に利用しています。
(多くは建築材に向いていない種類の木が回されます。)
そして価格の問題から、日本の飲食店では中国産の割り箸を使っている所ばかりですので、割り箸=環境破壊(※)へと繋がっている訳です。

従いまして、中国産の割り箸を使いながら「割り箸は環境に貢献している」と言っている人は、自ら環境問題に興味が無いと公言しているようなものです。
(残念ながら、話していると未だにそんな人は結構多いのです。)
皆さんもそんな恥ずかしい事にならないように知っておいて下さい。

※ ちなみにこのエントリでは、割り箸利用自体の正否については考慮していません。
どちらが良いか定量化が難しい問題ですので、気になる人は調べてみて下さい。
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